スパコン助成金詐欺 弁護側“脱税の一部は無罪” 判決は3月

スパコン助成金詐欺 弁護側“脱税の一部は無罪” 判決は3月
スーパーコンピューターの開発をめぐり、国の助成金をだまし取った罪などに問われている元社長の裁判は、弁護側が脱税の一部は無罪だと主張し、14日で審理を終えました。判決はことし3月に言い渡されます。
東京のベンチャー企業の元社長、齊藤元章被告(52)は平成26年、スーパーコンピューター開発の国の助成金6億5000万円余りをだまし取った罪や、およそ8億5000万円の所得を隠して脱税した罪に問われています。

検察が懲役8年を求刑したのに対し、東京地方裁判所で開かれた14日の裁判では、被告の弁護士が最終弁論を行いました。

弁護士は「研究で多忙だった被告には脱税の計画性や認識はなく、財務担当者らを信用しすぎていた」と述べ、脱税の一部は無罪だと主張し、執行猶予の付いた判決を求めました。

被告は審理の最後に「助成事業の信頼を失う過ちを犯し、反省している。今も複数の大きな開発に取り組んでいて、成果を挙げることで罪を償わせてほしい」と述べました。

審理はこれですべて終わり、判決はことし3月に言い渡されます。