中国 武漢で肺炎相次ぐ 厚労相「検疫体制 遺漏ないように」

中国 武漢で肺炎相次ぐ 厚労相「検疫体制 遺漏ないように」
中国内陸部の湖北省武漢で、新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎患者が相次いでいることについて、加藤厚生労働大臣はこれまでに日本国内での発生はないものの引き続き空港などでの検疫体制に万全を期す考えを示しました。
中国内陸部の湖北省武漢では先月以降、原因となる病原体が特定されていない肺炎の患者が相次いでいて、1人が死亡し、WHO=世界保健機関は、原因は新型のコロナウイルスの可能性が否定できないと指摘しています。またタイでも武漢から観光に訪れていた中国人女性の感染が確認されました。

これについて加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、これまでに日本国内でこの肺炎の患者の報告はないとしたうえで「過剰に心配することなく、せきのエチケットや手洗いなどインフルエンザと同様の感染対策に努めることが重要だ」と述べました。

また中国から公開されたウイルスの遺伝子配列情報に基づき、国立感染症研究所で検査方法の確立に向けた作業を進めていることを明らかにしました。

そのうえで「検疫体制に遺漏がないようにする」と述べ、空港などでの検疫体制に万全を期す考えを示しました。