桃田選手 全身のMRI検査 検査結果で退院時期検討

桃田選手 全身のMRI検査 検査結果で退院時期検討
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マレーシアで交通事故にあい、入院しているバドミントン男子、世界ランキング1位の桃田賢斗選手は13日、全身のMRI検査を受け、医師たちが検査結果を詳しく分析しています。今後、日本とマレーシア両国の関係者が退院の時期などを慎重に検討することにしています。
桃田選手はマレーシアで開かれていたバドミントンの国際大会を終えて13日朝、空港に向かう途中、乗っていた車が高速道路でトラックに追突しました。

この事故で、桃田選手が乗った車の運転手が死亡し、桃田選手と、同行していた日本人スタッフ2人、それにイギリス人1人の合わせて4人がけがをしました。

日本バドミントン協会によりますと、桃田選手は全身を強く打ったほか顔を切るなどのけがをしましたが命に別状はないということです。

現地の警察などによりますと、桃田選手は鼻の骨を折ったという情報もあり現地の病院に入院して手当てを受けています。

マレーシアバドミントン協会は、桃田選手が13日夜、全身のMRI検査を受けたことを明らかにしました。

14日からは医師たちが検査結果を詳しく分析しているということで、今後日本とマレーシア両国の関係者が情報を共有しながら桃田選手の退院と帰国の時期を慎重に検討することにしています。

日本バドミントン協会 午後に検査結果や帰国見通し説明へ

桃田選手の事故について、日本バドミントン協会は現地での診断結果を受けて、午後2時をめどに都内で報道陣に説明を行うことにしています。

協会の銭谷欽治専務理事によりますと、病院にいる現地のスタッフと連絡を取り合っているということで、桃田選手や日本のスタッフは現地で午前中に診断を受けていてその結果を受けてけがの現状や帰国の見通しなどについて説明を行う予定だということです。

現時点で、桃田選手は歩くこともできるということですが、帰国に際して飛行機での長時間の移動に耐えられるかどうかは医師の判断が必要だとしています。

橋本大臣「安全管理体制について全力をあげて検討」

橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「現地で入院中ということだが、大事に至らず、ほっとしたと同時に、1日も早い回復を祈るばかりだ」と述べました。

そのうえで、「事故が起きたことで、安全管理体制について、競技団体と情報共有しながら全力をあげて検討しなければならない。選手の移動手段は、旅行会社にお願いするケースが多いが、ただお願いするだけでなく、しっかりと状況を把握することが必要ではないか。競技団体もJOCもしっかり精査して検証し、今まで以上の取り組みを行うよう願っている」と述べました。