ロシア外相 リビアの停戦合意の早期成立に期待

ロシア外相 リビアの停戦合意の早期成立に期待
北アフリカのリビアで、東西に分かれて戦闘を続けてきた2つの勢力が、ロシアとトルコの仲介のもと、停戦に向けた協議を始め、ロシアのラブロフ外相は、停戦合意の早期成立に向け期待を示しました。
リビアでは、9年前、民主化運動「アラブの春」で独裁的なカダフィ政権が崩壊したあと、国が東西に分裂し、去年4月から東部の軍事組織が、西部の暫定政府がある首都トリポリの攻略を目指して軍を進め、戦闘が続いています。

13日、ロシアの首都モスクワで始まった停戦協議には、暫定政府のシラージュ首相と軍事組織を率いるハフタル氏、それに暫定政府と軍事組織をそれぞれ支援する、トルコとロシアの外相と国防相が参加しました。

協議は、トルコがシラージュ首相と、ロシアがハフタル氏と個別に会談し、それぞれの意見を代弁する形で6時間余り行われました。

協議のあと、ロシアのラブロフ外相は、暫定政府側が、停戦の合意案に署名したことを明らかにしました。

また、軍事組織側は「検討するための時間が必要だ」として合意案を持ち帰り、14日に回答する方針を伝えたということで、ラブロフ外相は停戦合意の成立に向けて期待を示しました。

今後は、停戦合意の早期成立とともに、合意が双方によって守られるかどうかが焦点となります。