安倍首相 アブダビ皇太子と会談 緊密に連携で一致

安倍首相 アブダビ皇太子と会談 緊密に連携で一致
安倍総理大臣は、中東歴訪2か国目のUAE=アラブ首長国連邦で、日本時間の13日夜、ムハンマド・アブダビ皇太子と会談し、中東情勢の安定化に向けて、あらゆる外交努力を尽くすべきだとして、サウジアラビアなどとも緊密に連携していくことで一致しました。自衛隊派遣については、皇太子から、具体的な協力と支援を惜しまないという考えが示されました。
会談は、UAEの首都アブダビで、日本時間の13日夜10時半すぎから、少人数会合も含めおよそ1時間行われました。

この中で、両者は、中東地域の緊張の高まりに対する憂慮の念を共有したうえで、安倍総理大臣が、「事態のさらなるエスカレーションを避ける必要がある。日本は、緊張緩和に向けてUAE、サウジアラビアなどとも連携しその役割を果たしていく」と述べました。

これに対し、ムハンマド・アブダビ皇太子は、「関係国と歩調を合わせて、外交努力を尽くしていく」と応じ、両者は、情勢の安定化に向けて、あらゆる外交努力を尽くすべきだとして、サウジアラビアなどとも緊密に連携していくことで一致しました。

また、中東地域への自衛隊派遣について安倍総理大臣は、日本関係船舶の安全航行の確保を目的に派遣すると説明したのに対し、ムハンマド皇太子から、沿岸国として、具体的な協力と支援を惜しまないという考えが示されました。

さらに安倍総理大臣は、UAEから日本を訪れる人へのビザを完全に免除することを伝えたほか、両政府は、日本国内にある原油タンクにアブダビ首長国の原油を貯蔵する共同備蓄事業の継続に伴い、容量をこれまでの100万キロリットルから130万キロリットルに増量することで合意し、覚書が交わされました。

安倍総理大臣は、日本時間の14日午後、最後の訪問国オマーンを訪れて、半世紀近く絶対的な権力を維持し、今月死去したカブース前国王の弔問などを行うことにしています。