オーストラリア首相 森林火災対応の不手際などで支持率急落

オーストラリア首相 森林火災対応の不手際などで支持率急落
オーストラリアのモリソン首相は国内で続く森林火災への対応の不手際などから支持率が急落していて、今後主導的な立場で事態を収拾できるか手腕が問われそうです。
大手紙「オーストラリアン」は、国内政治の評価について、今月8日からの4日間に1500人を対象にインターネットで行われた世論調査の結果を13日掲載しました。

それによりますと、モリソン首相の政治手腕について「満足」と答えた人は、前の月よりも8ポイント下がって37%となった一方、「不満」と回答した人は11ポイント上がって59%に達しました。

また、「よりよい首相は誰か」という問いに対し、モリソン首相と答えた人は9ポイント下げて39%と低くなったほか、二大政党別の支持率もモリソン首相率いる与党・保守連合は49%と最大野党・労働党を2ポイント下回る結果となりました。

保守連合の支持率が50%を割るのは、去年5月の議会選挙後、初めてです。

オーストラリアでは、南東部を中心に各地で森林火災が続いていて、去年9月からこれまでに28人が死亡し、住宅2100棟以上が全焼する事態となっています。

こうした中、モリソン首相は先月、アメリカのハワイで休暇を過ごしたことが森林火災の対応の不手際と強く批判されていて、支持率の急落はこうした国民感情を反映したものとみられ、今後主導的な立場で事態を収拾できるか手腕が問われそうです。