はやぶさ2 地球にカプセル落下後の新たな探査計画を検討

はやぶさ2 地球にカプセル落下後の新たな探査計画を検討
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日本の小惑星探査機、「はやぶさ2」について、小惑星の岩石の破片などが入ったとみられるカプセルを地球に落下させた後、新たな探査を行う天体としてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、小惑星など350余りを選んで計画を検討していることがわかりました。
日本の探査機「はやぶさ2」は、ことし11月から12月に小惑星「リュウグウ」の岩石の破片が入ったとみられるカプセルを地球に落下させる計画で、JAXAのプロジェクトチームは順調であれば「はやぶさ2」は、さらにおよそ10年間運用できることから、その後も新たな探査を行うことを検討しています。

プロジェクトチームは、おおむね10年以内に到着できる小惑星やすい星を調べたところ354の天体が候補となり、このなかの2つは、6年以内に到着できるということです。

また、9年後に到着できる天体は、近くを通る金星の観測も可能で、現在、運用されている金星探査機「あかつき」の観測と比較して成果を高めることができるとしています。

プロジェクトチームは、候補となっている小惑星をさらに詳しく調べて、ことし夏ごろまでに新たな探査計画を決めたいとしています。

吉川真ミッションマネージャは「カプセルを地球に届けることが最優先だが、新たな探査が広く理解を得られるよう魅力的な天体を選んで決定したい」と話しています。