ユース五輪 スピードスケート1500m 蟻戸が金 高橋が銀

ユース五輪 スピードスケート1500m 蟻戸が金 高橋が銀
ローザンヌユースオリンピックのスピードスケートの1500メートルで、男子は蟻戸一永選手が金メダル、女子は高橋侑花選手が銀メダルを獲得しました。
ローザンヌユースオリンピックは13日、大会5日目の競技が行われ、スイス東部のサンモリッツにある自然の湖に設けられたスピードスケートの会場では男女の1500メートルが行われました。

このうち、男子1500メートルに出場した蟻戸選手は、序盤から積極的に飛び出すと、前半の700メートルを全体の2番目のタイムで通過し、その後も安定したペースで滑りきって、1分52秒24で今大会、スピードスケートで日本勢2つめとなる金メダルを獲得しました。

また、女子1500メートルに出場した高橋選手は、最初の300メートルでは同じ組の選手にリードを許しましたが、その後は持ち味である粘りを見せて、ペースを大きく落とすことなく滑りきり2分10秒58で銀メダルを獲得しました。優勝はオランダの選手で、タイムは高橋選手と0秒14差の2分10秒44でした。

蟻戸「実行できてよかった」

スピードスケート男子1500メートルで金メダルを獲得した蟻戸一永選手は、「勝つという気持ちは誰にも負けなかったと思う。金メダルを取るという目標を立てて来て、しっかりと実行できてよかった」と喜んでいました。

レースについては、「得意の後半につなげるためにまずスタートを頑張ろうと思った。自分は初速が遅いので、自分なりにうまくいったと思うし、後半もほかの選手より粘れたのでよかった」と話していました。
蟻戸一永選手は北海道出身の17歳。スピードスケートの強豪、白樺学園高校に通う3年生です。

中・長距離種目を得意としていて、おととしの全日本距離別選手権の3000メートルで3位に入り注目されました。

去年の全日本ジュニア選手権では、1500メートルと5000メートルの2冠。

また、去年11月に行われたジュニアワールドカップの第1戦では、3000メートルで優勝、1500メートルでも2位と結果を残しています。

高橋「金メダル取りたかった」

スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高橋侑花選手は、「僅かの差で負けてしまった。メダルを取れたことはうれしいが、やはり金メダルが取りたかった」と悔しさをにじませていました。

レースについては「700メートルから1100メートルでペースを落とさないことを課題にやってきた。風がある中でもなるべく我慢したのでそこはよかったと思う。ただ、レースの序盤が遅かった」と振り返ったうえで、「まだ出場する種目が残っているので、きょうは休んで気持ちを切り替えたい」と話していました。
高橋侑花選手は、長野県出身の17歳。山形中央高校の2年生です。

中距離種目を得意としている高橋選手は去年2月に行われた全国大会で、1000メートルで優勝、1500メートルで4位に入りました。

また、去年11月のジュニアワールドカップでは1500メートルで4位でした。