ニジェールで兵士89人死亡 国際テロ組織のテロ急増

ニジェールで兵士89人死亡 国際テロ組織のテロ急増
西アフリカのニジェールで、イスラム過激派の武装グループがニジェール軍の基地を攻撃し、兵士89人が死亡しました。ニジェールなどサハラ砂漠の南側の国々では過激派によるテロや襲撃が急増していて深刻な事態となっています。
ニジェール西部の、隣国マリとの国境沿いの町で9日、イスラム過激派の武装グループがニジェール軍の基地を攻撃し激しい戦闘になりました。

これについてニジェール政府は当初、兵士25人が死亡したとしていましたが、12日、死者が89人に増えたと発表しました。また、この戦闘で過激派の戦闘員77人を殺害したということです。

ニジェールでは先月も軍の基地が攻撃され、兵士70人余りが死亡したばかりで、今回はさらに多くの兵士が犠牲になったことから、政府は、13日からの3日間国民に喪に服すよう呼びかけました。

サハラ砂漠の南側の「サヘル地域」と呼ばれる国々では、国際テロ組織アルカイダやIS=イスラミックステートなどのイスラム過激派組織が勢いを増しています。

国連によりますと、この地域で去年テロや襲撃による死者が4000人を超え、犠牲者はこの3年で5倍以上と急増していて、国連の特別代表は8日安全保障理事会に対し、国際社会に対応を急ぐよう求めています。