東京ディズニーランドで成人式 キャラクターが門出を祝福

東京ディズニーランドで成人式 キャラクターが門出を祝福
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令和になって初めての成人の日の13日、千葉県浦安市では、毎年恒例となっている東京ディズニーランドでの成人式が行われ、おなじみのキャラクターたちが新成人の門出を祝福しました。
東京ディズニーランドでの成人式は、新成人の希望を受けて、浦安市が入園料を負担する形で平成14年から行われています。

13日は、浦安市の新成人2187人が式典に招かれ、色鮮やかな振り袖などを着た新成人たちが久々に会う友人との再会を喜んだり、写真を撮ったりしていました。

式では、新成人を代表して、中村友梨香さんが「中学生の時に参加した市のプログラムで、東日本大震災の被災地を訪れ、地域の連携や助け合いなどたくさんのことを学びました。今後も視野を広げ、地元での地域のつながりに積極的に関わっていきたい」とあいさつしました。

また、ディズニーのおなじみのキャラクターたちが歌やダンスを披露し、ショーの締めくくりでは、新成人も一緒に1から20まで大きな声でカウントし、門出を祝いました。

参加した大学生の男性は「小学校の先生になるのが夢です。将来、先生になれたらきょうのことを生徒に話したいです」と話していました。

大学生の女性は「二十歳になった実感はまだないですが、芯のしっかりした大人になりたいです」と話していました。

66%の自治体が成人式の年齢検討中

成人年齢の引き下げ後の成人式の実施に関して、政府は、去年6月に全国の1741の自治体を対象にアンケート調査を行い、60%にあたる1037の自治体から回答を得たということです。

それによりますと、成人年齢の引き下げ後の成人式の対象年齢について、すでに方針を検討・決定しているか尋ねたところ、「決定している」と回答したのが7%にあたる67、「現在検討中」が66%にあたる683、「検討していない」が28%にあたる287の自治体でした。

そのうえで、「決定している」と回答した67の自治体のうち、成人年齢の引き下げ後の成人式の対象年齢について、18歳と回答したのは2つ、19歳が1つ、20歳が61、21歳が3つの自治体でした。

法務省によりますと、アンケート調査の集計以降に成人式の対象年齢を18歳とする方針を示している自治体もあるということですが、法務省の担当者は、「18歳は、大学受験や新生活の準備などの時期と重なることもあり、自治体や関係団体からは、従来通り、20歳での成人式の実施を望む声が多い」と話しています。

自民「20歳で成人式実施が望ましい」

2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることを受けて、自民党のワーキンググループは、先月、森法務大臣に、成人式の在り方について提言しました。

提言では、18歳になる年度の1月に成人式を開催すれば、受験勉強や就職の準備と重なることを踏まえ、「18歳の人々を対象に行う必要はない」としています。

そのうえで、「各自治体の判断で20歳までの間の適切な時期に行うべきだが、議論を集約すると、20歳の人々を対象として、現在の成人の日の前後に開催するのが望ましいという意見が多かった」と指摘しています。

一方、18歳を迎えた人たちに、新たな権利や義務が付与されたことなどを説明し、自覚を促すため、学校などで講義や講演会を行うことを検討すべきだとしています。

18歳成人式への反応

2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることを受けて、成人式を18歳で行うべきかどうか、千葉県浦安市で成人式に参加した新成人たちに話を聞きました。

大学生の女性は、「18歳での成人式は、受験の時期と重なるので、3月にずらすなどしないと難しいと思う」と話していました。

また、別の大学生の女性は、「受験が終わってない時期で、心から楽しめないうえ、20歳のほうが気持ち的にも年齢的にも区切りがついていいと思う」と話していました。

一方、成人式を開く側の浦安市教育委員会生涯学習課の溝上澄人課長補佐は「18歳は、受験や就職の時期とも重なります。大人としての自覚をもってもらう大切な日である成人式への出席率が悪くなるのは残念なので、浦安市としては成人式は20歳のままで進めていきたいと考えている」と話していました。