カジノ管理委 事業の健全性確保へルールづくり 課題も

カジノ管理委 事業の健全性確保へルールづくり 課題も
IR=統合型リゾート施設の整備に向けて、先週設置された政府の「カジノ管理委員会」は、事業の健全性を確保するための具体的なルールづくりを進めることにしていますが、今回の汚職事件も踏まえ、実効性のある不正防止策を打ち出せるかが課題となります。
政府の「カジノ管理委員会」は、IRの整備に向けて、カジノ事業への参加を希望する事業者を審査して免許を交付するとともに、事業運営の監視などにあたることになっていて、北村道夫委員長は、先週の初会合で、厳格な規制や監督を徹底していきたいという考えを示しました。

委員会では、カジノ事業の健全性を確保するため、今後、具体的なルールづくりを進めることにしていて、カジノゲームの種類や方法の設定をはじめ、いわゆる八百長行為などを防止する措置や、入場規制や本人確認、広告・勧誘の在り方など、およそ250に上る項目を決めていく方針です。

一方、IRをめぐり現職の衆議院議員が逮捕された汚職事件を受けて、政府・与党内からも厳格な規制を求める意見が出ていますが、「委員会の職員と事業者が接触する際のルールなどを、あらかじめ詳細に決めるのは難しい」といった指摘もあります。

このため、不正な事業者の参入や政府関係者との癒着などを防ぐための実効性のある対策を打ち出せるかが今後の課題となります。