30万人犠牲のハイチ大地震から10年 追悼式

30万人犠牲のハイチ大地震から10年 追悼式
カリブ海の島国ハイチで30万人以上が犠牲となった大地震から10年となり、被災地では追悼式が行われ、犠牲者に祈りがささげられました。
ハイチでは、2010年に首都のポルトープランス近郊を震源とする大地震が起き、30万人を超える人が犠牲となったほか、150万人が自宅を失いました。

地震発生からちょうど10年となった12日、ポルトープランスでは追悼式が行われ、モイーズ大統領らが震災の記念碑に花を手向けました。

また、各地のキリスト教の教会では地震で家族を失った遺族や地域の人たちが参加して追悼のミサが営まれ、犠牲者に祈りがささげられました。

ハイチは、南北アメリカで最も貧しい国の一つで、国民の2人に1人が1日3ドル以下で暮らしているとされ、復興にあたっては、日本を含め国際社会から支援を受けてきました。

しかし、大地震のあともたびたびハリケーンなどの自然災害に見舞われ、いまも復興が思うように進んでいない地域があります。

また政情が不安定で、暮らしに不満を募らせた市民が政権の退陣を求めるデモを繰り返しています。

大地震から10年がたち国際的な支援が先細りとなる中、ハイチにとっては引き続き復興と社会の安定が課題になっています。