イランのウラン濃縮活動強化に懸念 英独仏が共同声明

イランのウラン濃縮活動強化に懸念 英独仏が共同声明
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イランが、核合意から一方的に離脱したアメリカの制裁に対抗するため、合意で定められた制限に従わずウランの濃縮活動を強化すると発表したことについて、イギリス、ドイツ、フランスの3か国は共同で声明を発表し、懸念を示すとともにイランに核合意を順守するよう強く求めました。
アメリカとイランの間では大規模な衝突はひとまず避けられたものの、イラン核合意をめぐる両国の溝は深く、イランは今月、定められた制限に従わずウランの濃縮活動を強化すると発表しました。

これについて、イギリス、ドイツ、フランスの3か国は共同で声明を発表し「アメリカが核合意から離脱し、イランに再び経済制裁を科したことは遺憾であり、懸念している」とする一方で、「イランが去年の7月以降、約束を破っていることに深い懸念を示してきた。核合意と矛盾するすべての措置を撤回し合意を完全に順守するよう求める」としています。

イランは核合意で約束された経済的利益が守られていないとして段階的に対抗措置を取っていますが、核合意の維持を訴えるヨーロッパの国々もトランプ政権による制裁にあらがえず、イランに対し一線を越えないよう自制を求めるしかない状況です。