東日本大震災の被災地で成人式 復興への思いを語る

東日本大震災の被災地で成人式 復興への思いを語る
13日は成人の日です。東日本大震災の被災地の多くの自治体で、12日成人式が行われ、新成人たちが復興への思いを語りました。
東日本大震災で70人以上が犠牲となった宮城県七ヶ浜町では、この日に合わせて帰省する人など多くの新成人に参加してもらおうと3連休の中日に式が行われました。

震災当時、小学5年生だったおよそ180人が参加し、新成人代表の青木健太さんと遠藤真子さんの2人が誓いのことばを述べました。

「私たちには決して忘れてはならない日があります。2011年3月11日、東日本大震災。あの日あの時、変わり果ててしまった町の風景、恐怖、不安などは今でも鮮明に覚えています。私たちは1人では生きていけない、人生は多くの人々とかかわり、支えがあってこそのものだと、震災を経験してより強く感じました。生かされたこの命を大切にし、この町で得た経験と幾多の困難を乗り越えてきた私たちの絆を糧に、七ヶ浜町や支えて下さった方に恩返しができるよう努め、今を精いっぱい生きていきます」と語りました。

七ヶ浜町の新成人の中には、自宅が被害を受け仮設住宅暮らしを余儀なくされた人もいたほか、校舎が被災したため中学生活のおよそ2年半をプレハブの校舎で過ごした人も多いということです。

式に参加した新成人の女性の1人は「震災で亡くなられた同世代の方もいるので、その方の分も一緒に式を迎える気持ちです。年代問わず仲のいい七ヶ浜町にしていきたいです」と話していました。