“性風俗で働かざるをえない”シングルマザー取り巻く問題議論

“性風俗で働かざるをえない”シングルマザー取り巻く問題議論
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1人で子育てをするために性風俗産業で働かざるをえない状況など、シングルマザーを取り巻く性の問題について議論するシンポジウムが、新潟市で開かれました。
このシンポジウムは、新潟市を拠点にさまざまな性の問題について取り組んでいる一般社団法人が主催し、会場にはおよそ50人が集まりました。

この中で法人の坂爪真吾代表理事は、新潟県のシングルマザーが置かれている状況について、ひとり親で、子育てに必要な時間と収入を十分に得られる職は、地方都市では特に限られ、中にはやむをえず性風俗業で働いているケースも数多くあると説明しました。

また、別れた夫から養育費がもらえない母親や、性風俗業に従事した結果、性病にかかった人の体験なども紹介され、ひとり親でも十分な収入が得られるよう、キャリア形成を支援していくことが必要だと指摘していました。

このあと新潟市の風俗店で働く女性が登壇し、「業界では、女性の相談場所がまだ少なく、福祉制度を知らない人も多い」と述べ、シングルマザーなどへの行政の支援が十分に浸透していないと訴えました。

参加した36歳の男性は「性風俗の話は興味本位で聞いてはいけないという気持ちがあったが、オープンに話せる場が増えたほうがいいと思った」と話していました。