台風で決壊した堤防 原因は私たちの手で 住民が現地調査 長野

台風で決壊した堤防 原因は私たちの手で 住民が現地調査 長野
k10012242711_202001112059_202001112100.mp4
去年10月の台風19号の豪雨災害から12日で3か月です。千曲川の堤防が決壊した長野市穂保と周辺の地域では11日、住民たちが堤防が決壊した原因を自分たちの目で調べ、今後の安全対策に向けて提言していこうと現場周辺の調査を行いました。
調査は長野市穂保や周辺の地域の歴史を研究している住民グループの呼びかけで行われ、グループのメンバーや地元の住民ら約30人が参加しました。

住民たちはまず、堤防が決壊した現場近くの河川敷を訪れ、当時の川の流れを確認しようと、川岸が浸食された部分や木が倒れている向きなどを見て回りました。

また堤防の上から周辺のりんご畑などの様子を確認し、「決壊した直後には畑に大きな穴が開いていた」などと当時の状況をもとに考えられる決壊の原因について話し合っていました。

去年10月の台風19号で長野市は県内で最も多い4000棟余りの住宅が被害を受け、堤防の安全対策は大きな課題になっています。

調査を企画した「長沼歴史研究会」のメンバーで長野市大町に住む80代男性は「この場所に住み続けたいので、安全な堤防を作ってほしいです」と話していました。

また笹井妙音会長は「被災地の様子は刻々と変わってきていますが、当時何が起きたのかを自分の目で確認し、関心を持ち続けてほしいです」と話していました。