内戦続くシリア 12日から停戦 後ろ盾のロシアとトルコの合意で

内戦が続くシリアでは、アサド政権側が反政府勢力への攻勢を強め、多くの人たちが避難を余儀なくされる中、それぞれの勢力の後ろ盾となってきたロシアとトルコの合意に基づき、12日から停戦が実施されることになりました。
シリアではロシアの支援を受けたアサド政権が国土の多くを取り返し、隣国トルコが支援する反政府勢力の最後の拠点である北西部、イドリブ県への攻勢を強めています。

国連によりますと、戦闘の激化で先月中旬からこれまでに少なくとも30万人が家を追われて避難民となり、冬の寒さに苦しんでいるということです。

こうした状況の中、トルコ国防省は10日、ロシアとの合意に基づき、現地時間の12日午前0時すぎからイドリブ県でそれぞれの勢力の間で停戦が実施されると発表しました。

トルコはシリアからすでに370万人の難民を受け入れていて、これ以上の新たな受け入れは困難だとしていて、今回停戦が実現すれば国境に避難民が押し寄せる流れをひとまず止めることができそうですが、イドリブ県をめぐる停戦はこれまで長続きしておらず、先行きは予断を許さない状況です。