会期延長のCOP25 議長“合意に向け妥協点を”

会期延長のCOP25 議長“合意に向け妥協点を”
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地球温暖化対策の国連の会議、「COP25」は会期延長から丸1日以上たち15日未明となった今も交渉が続いています。議長は合意に向けて妥協点を探るよう改めて各国に呼びかけました。
今月2日からスペインで開かれてきた「COP25」は13日に会議の成果となる文書を採択して閉幕する予定でした。しかし温室効果ガスの削減目標を引き上げるよう各国に促す記述や、来年から始まる「パリ協定」の実施に必要なルールの一部をめぐって意見がまとまらず、会期が延長されました。

現地は会期延長から丸1日以上たち15日午前2時になっていますが、交渉が続いています。

議長を務めるシュミット環境相は各国の閣僚級を集め「私たちは気候変動の危機に直面していると感じ、より大きな目標を目指すために集まった。一致に至るまでとても長く非常に難しいが、もうすぐ結論にたどりつく。みんな疲れていると思うが最後の努力が必要だ」と述べて、合意に向けて妥協点を探るよう改めて呼びかけました。

すべての国が協調して温暖化対策に取り組むことを定めた「パリ協定」が始まるのを目前に控え、各国が足並みをそろえることができるのか、交渉は大きな山場を迎えています。

各国の反応

「COP25」の交渉が難航していることについて、ケニアの交渉官は「目標の引き上げは最も大事な議題だ。現時点では全く合意できる内容になっていないが、何とか合意にたどりつければと思う」と話していました。

またセネガルの交渉官は「非常に難しい交渉が続いていて、決着までは遠いと感じる。しかし、ここまで交渉したのだから何かしら成果はほしいとどの国も思っているはずだ」と話していました。