冨田 新駐韓大使「解決に向け橋渡しの役割果たしたい」

冨田 新駐韓大使「解決に向け橋渡しの役割果たしたい」
新しい韓国大使の冨田浩司氏が3日ソウルに着任し、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などの懸案に関して、「解決に向けた橋渡しの役割をしっかりと果たしていきたい」と抱負を述べました。
新しい韓国大使の冨田浩司氏は3日午後7時ごろ、ソウルにあるキンポ(金浦)空港に到着して、日韓両国のメディア20社以上の取材に応じました。

冨田氏は「日本出発前に各方面から意見を聞いたが、重要な隣国である韓国との関係を放置してはいけないという共通認識があったと感じている。韓国側でも同じような認識が幅広く共有されていると受け止めている」と述べました。

そのうえで「日本の立場について主張すべきは主張し、韓国側の意見にも真摯(しんし)に耳を傾けながら、解決に向けた橋渡しの役割をしっかりと果たしていきたい」と述べ、両国関係の改善に取り組む考えを示しました。

また「10年後、20年後を見据えて相互理解を維持、発展させるためのさまざまな交流を進めていく必要がある。経済、文化、人的交流、あらゆる面で進展を図っていきたい」と抱負を述べました。

冨田氏は昭和56年に外務省に入り、韓国駐在の公使や北米局長を歴任し、ことし6月に開かれたG20大阪サミットでは、議長国である日本の担当大使として、首脳宣言の取りまとめなどの調整に当たりました。