スポーツクライミング五輪出場権どうなる?裁定待つ選手は…

スポーツクライミング五輪出場権どうなる?裁定待つ選手は…
スポーツクライミングのオリンピック予選で男子で1位になった藤井快選手や女子1位の伊藤ふたば選手らが取材に応じ、オリンピック出場権の対象となる順位に入りながら国際競技団体の判断で出場権が与えられていない状況について「よい結果が出ることを待つだけだ」などと話し、日本の競技団体が提訴しているCAS=スポーツ仲裁裁判所の裁定結果を待つ心境を明かしました。
スポーツクライミングのオリンピック予選は1日までフランスで行われ、男子で藤井選手が1位、楢崎明智選手が3位、女子で伊藤選手が1位、森秋彩選手が5位に入り、4人は東京オリンピック出場権の対象となる6位以内に入りました。

しかし、国際スポーツクライミング連盟が、日本は8月に行われた世界選手権の結果で男女ともにオリンピックの最大出場枠の「2」を満たしているとして、今大会の4人にオリンピック出場権が与えられず、日本山岳・スポーツクライミング協会は、国際連盟の解釈の取り消しを求めCASに提訴しています。

オリンピック予選を終えた日本の選手たちは3日、帰国した羽田空港で報道陣の取材に応じました。

27歳の藤井選手は「もしオリンピック出場権が得られなくても今大会で優勝したことは僕の大きな糧になった。CASの判断は僕らは待つしかないので、CASのことはいったん忘れ、来シーズンへのトレーニング計画をじっくり立てたい」と気丈に話しました。

また17歳の伊藤選手は「オリンピック予選に出られるかわからない期間は練習するのが大変だった。でも実際に出て優勝したことは自信につながった。あとは自分がやることをやり、CASでよい結果が出ることを待つだけだ」と前向きに話しました。

関係者によりますと、CASの裁定は早ければ年内に出る見通しだということです。