安倍首相 イラン外務次官と会談 自衛隊の中東派遣検討を伝える

安倍首相 イラン外務次官と会談 自衛隊の中東派遣検討を伝える
中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて、安倍総理大臣は、イランのアラグチ外務次官と会談し、日本としても粘り強く外交努力を続けるとともに、船舶の安全確保に向けた情報収集態勢を強化するため、中東地域への自衛隊の派遣を検討していることを伝えました。
日本を訪れているイランのアラグチ外務次官は、ロウハニ大統領の特使として、3日午後、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と会談しました。

会談では、中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて意見が交わされ、アラグチ次官は「ロウハニ大統領は、6月のイラン訪問を含め、安倍総理大臣の外交努力を高く評価しており、引き続き地域の緊張緩和のための取り組みを期待している」と述べました。

これに対し、安倍総理大臣は、日本としても粘り強く外交努力を続けていく考えを示しました。そのうえで、日本に関連する船舶の安全確保に向けた情報収集態勢を強化するため、中東地域への自衛隊の派遣を検討していることを伝えました。

また安倍総理大臣は、イランがウランの濃縮活動を開始するなど核合意の形骸化が進んでいると指摘されていることに懸念を伝えるとともに、核合意を損なう措置を控えるよう求め、会談では、引き続き両国間のさまざまなレベルで意思疎通を続けていくことで一致しました。