アステラス製薬 遺伝子治療薬開発の米ベンチャー企業を買収へ

アステラス製薬 遺伝子治療薬開発の米ベンチャー企業を買収へ
大手製薬メーカーのアステラス製薬は、次世代の治療薬として注目される遺伝子治療薬を開発するアメリカのバイオベンチャー企業を、およそ3200億円で買収すると発表し、遺伝子治療薬の分野で開発を強化することにしています。
アステラス製薬は3日、記者会見を開きアメリカ・カリフォルニア州のバイオベンチャー企業、「オーデンテス」の株式のTOB=公開買い付けを行い、およそ3200億円で買収すると発表しました。

オーデンテスは神経や筋肉の働きが低下する難病に有効な、遺伝子治療薬を開発しています。

遺伝子治療薬は遺伝子を直接体内に入れて働かせることで、これまで治療法がなかった、遺伝性の病気を治したり、症状を緩和させたりする次世代の治療薬として注目されています。

アステラス製薬の岡村直樹副社長は、3日の記者会見で「自社だけでは難しい遺伝子治療薬の研究開発の課題を埋める重要な買収だ。オーデンテスの持つ開発技術を応用して、将来的には別の疾患の遺伝子治療薬の創出にもつなげていきたい」と述べ、今後、遺伝子治療薬の開発をさらに強化していく方針を示しました。