松坂大輔 14年ぶり西武に復帰決定「日本一へ チームの力に」

松坂大輔 14年ぶり西武に復帰決定「日本一へ チームの力に」
プロ野球と大リーグで日米通算170勝をマークしている39歳の松坂大輔投手が、14年ぶりに古巣の西武に復帰することが決まりました。
松坂投手はことし10月に中日を退団したあと、古巣の西武と入団に向けた交渉を進めてきました。
そして西武が、3日、松坂投手と契約することで合意したと発表しました。1年契約で背番号は16に決まりました。

松坂投手は39歳。横浜高校のエースとして甲子園で春夏連覇を達成し平成11年にドラフト1位で西武に入団。1年目から3年連続で最多勝に輝くなど平成18年まで8シーズン在籍しました。

その後、大リーグに移籍してレッドソックスなどでプレーしました。

4年前にソフトバンクで日本球界に復帰し、去年は中日で6勝をあげてカムバック賞を受賞するなど、これまでに日米通算で170勝をあげています。

またWBC=ワールド・ベースボール・クラシックとオリンピックでも活躍しました。

松坂投手は球団を通じて「このたび14年ぶりに西武に復帰することになり大変うれしく思います。プロ野球選手としてのスタートであり育ててもらった所沢、そして西武ファンの皆さんの前で再び野球ができることをとても楽しみにしています。リーグ3連覇、日本一を目指すチームの力になれるよう努力していきたいと思います」とコメントしています。

入団会見は、今月11日に行われます。

渡辺GM「1軍で活躍してほしい」

松坂投手について、球団の渡辺久信ゼネラルマネージャーは「中日の退団が決まってからずっと調査をしてきた。本人は『まだ現役をやりたい』ということで、西武としても先発ピッチャーが必要だと思い獲得に乗り出した」と入団に至った経緯を説明しました。

また現在の松坂投手のピッチングスタイルについて、「若い頃とはだいぶ変わっているが、ボールを動かしながらバッターを打ち取る今はどちらかといえばゴロピッチャーとみている。パ・リーグにはあまりそういうタイプのピッチャーはいないし、戦力になってくれる」と期待しました。

そのうえで、松坂投手に求める役割については「現役として1軍の舞台で活躍してほしいし、本人もとにかく試合で投げるという強い意識を持ってキャンプに入ってきてくれると思う。松坂投手には若手に手本を示してくれとはいわない。あくまで現役選手として獲得したので、現役選手として勝負してほしい」と話していました。

辻監督「チームの勝利に貢献を」

西武の辻発彦監督は球団を通じて「松坂投手にとってはプロ野球生活をスタートしたチームですし、集大成だと思って頑張ってくれるだろうと思っています。後輩の手本になってほしいというつもりはなく、自分のことを一生懸命頑張ってくれる姿が結果として後輩たちの手本となり、そしてチームの勝利に貢献してくれればと期待しています」とコメントしています。

松井2軍監督「同じユニフォーム 楽しみ」

西武での現役時代に松坂投手とチームメートだった松井稼頭央2軍監督は、球団を通じて「大輔の復帰を聞いて率直にうれしく思います。そしてこの日を西武ファンの皆さんも大輔本人も楽しみにしていたのではないでしょうか。1999年、本当にとんでもないルーキーが入ってきたと感じたことを思い起こします。球の速さだけではなくすごいものを持っていた。衝撃を受けましたね。僕は2軍監督なので立場は違いますが、また同じライオンズのユニフォームでやれることを楽しみにしています」とコメントしています。