中国 習主席訪日「主張すべきは主張 環境整備進めたい」外相

中国 習主席訪日「主張すべきは主張 環境整備進めたい」外相
中国当局による日本人の拘束などが相次ぐ中、自民党内から、習近平国家主席を来年春に国賓として迎えることに疑問の声が出ていることについて、茂木外務大臣は、「主張すべきは主張し、中国の前向きな対応を強く求め、訪日の環境整備を進めたい」と述べました。
3日朝の自民党の外交関係の会議では、中国当局による日本人の拘束や、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船による領海侵入などが相次ぐ中、習近平国家主席を来年春に国賓として迎えることについて、「国民が納得できるのか」などと疑問の声が出されました。

これに関連し、参議院外交防衛委員会で、外務省の水嶋領事局長は、2015年以降に、国家機密を盗むなどした疑いで中国当局に拘束されたのは15人で、このうち5人は帰国し、残る10人は帰国に至っていないことを明らかにしました。

そして、茂木外務大臣は「日中両国の間のさまざまな懸案を解決するためにも、両政府が大局的な観点から率直な議論を行うことが重要だ。習主席の訪日を見据え、ハイレベルでの意思疎通を積み重ね、主張すべきは主張し、諸懸案に対する中国の前向きな対応を強く求め、訪日の環境をしっかり整備したい」と述べました。