東京パラ 陸上競技1種目の実施見送り 539種目へ

東京パラ 陸上競技1種目の実施見送り 539種目へ
来年の東京パラリンピックで行われる予定だった陸上女子100メートル車いすのクラスのうちの1種目が競技人口の少なさのため実施が見送られることになりました。
パラリンピックの陸上では、障害の程度や種類に応じてクラスが分かれていて、東京大会では100メートルで男女合わせて30種目の実施が予定されていました。

日本パラ陸上競技連盟によりますと、この30種目のうち女子100メートル車いすのクラスT52については、国際競技団体から競技人口の少なさのため、東京パラリンピックでの実施を見送ることが伝えられたということです。

この種目では、先月の世界選手権の参加人数が5人にとどまり、6人以上の参加を条件としているパラリンピックの規定に満たず、実施の見送りが検討されていました。

世界選手権のこの種目では、田中照代選手が銀メダル、木山由加選手が銅メダルを獲得しましたが、2人はこの種目で東京パラリンピックに出場することはできなくなりました。

これに伴い、東京パラリンピック全体の実施種目の数は、540から1つ減って539となります。

パラリンピック競技では、障害の重さの異なる選手たちが公平に競えるよう、クラスが細かく分けられていますが、1クラス当たりの競技人口が少なくなるため、メダルの価値を保つために種目の実施見送りがたびたび議論されています。