柔道 母国イランの男子選手 モンゴル国籍取得 政府から圧力

柔道 母国イランの男子選手 モンゴル国籍取得 政府から圧力
ことしの柔道の世界選手権で、母国のイラン政府などから試合を棄権するように圧力を受けたと訴えていた男子81キロ級、世界ランキング3位のサイード・モラエイ選手がモンゴル国籍を取得したと国際柔道連盟が発表しました。
モラエイ選手は、ことしの夏、東京で行われた世界選手権にイラン代表として出場した際、イラン政府などから、イスラエルの選手との対戦を避けるため試合を棄権するよう繰り返し圧力を受けたと訴えていました。

その後、IJF=国際柔道連盟はイランの柔道連盟を資格停止の処分とし、モラエイ選手はIJFの協力のもと、ドイツにわたって、先月、大阪で行われた国際大会には、難民選手団の選手として出場していました。

IJFは、2日、モラエイ選手がモンゴル国籍を取得したと発表し、今月中国で行われる大会など今後の国際大会には、モンゴル代表として出場して東京オリンピックを目指すことを明らかにしました。

モラエイ選手は去年の世界選手権、男子81キロ級の金メダリストで現在、世界ランキングでは3位につけている東京オリンピックの有力なメダル候補の1人です。