シリア北部の学校近くで砲撃 子ども含む10人死亡

内戦が続くシリアで2日、北部のクルド人勢力が支配する町の学校の近くで砲撃があり、人権団体によりますと、子ども9人を含む10人が死亡しました。クルド人勢力は、対立するトルコによる攻撃だと強く非難しています。
シリア北部アレッポ県のタルリファトで2日砲撃があり、現地の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、学校付近に砲弾が着弾し、子ども9人と男性1人の合わせて10人が死亡し、21人がケガをしたということです。

映像では、ケガをした子どもたちが次々と運び込まれ、犠牲となった子どもたちが安置されている部屋では、女性が泣きながら遺体にすがる様子が映し出されています。

タルリファトは去年、隣国のトルコがテロ組織とみなすシリアのクルド人勢力に対して大規模な軍事作戦を行った際、家を追われたクルド人が逃げ込み国内避難民として生活を送っています。

クルド人勢力は2日声明で攻撃はトルコ軍によるものだとしたうえで、「虐殺だ」と強く非難していますが、トルコ側はこれまでのところ反応は出していません。

シリアでは、アサド政権と反政府勢力との戦闘に加え、北部ではトルコとクルド人勢力との間でも散発的に衝突が起きていて、子どもを含む市民の犠牲が増え続けています。