イラン反政府デモでネット利用制限 日本企業の業務にも支障

イラン反政府デモでネット利用制限 日本企業の業務にも支障
イランでは、反政府デモの影響でインターネットの利用が大幅に制限されていて、現地に進出する日本企業でも3日間にわたって電子メールが利用できないなど業務に支障が出ていて、日本人駐在員からは制限の速やかな解除を望む声が聞かれました。
イランでは、政府が予告なしにガソリン価格を50%以上引き上げたことをきっかけに、15日以降、イラン全土で断続的に反政府デモが起きています。

デモのあとイランではインターネットの利用が国内のサイトやサービスに限られ、グーグルやヤフーといった国外のサイトにアクセスできないほか、インスタグラムやLINEなど主要なSNSも使えない状態が続いています。

SNSなどを通じたデモの呼びかけを防ぐための政府による措置とみられ、首都テヘランに事務所を置く日本の商社では、16日夜以降、3日間にわたって電子メールの送受信ができないほか、取引先の情報やニュースなどの閲覧ができない状態が続いているということです。

30代の日本人駐在員の男性は「電子メールが使えず、画像などを添付して送る方法もなく、取引先や本社とのやり取りがかなり制限されている。早く元どおりにならないと仕事にならない」と話していました。

JETRO=日本貿易振興機構のテヘラン事務所によりますと、現在イランには、およそ30の日本企業や団体が進出していて、多くが同様の問題を抱えているということです。