北朝鮮「米が敵視政策を撤回しないかぎり対話は困難」

北朝鮮「米が敵視政策を撤回しないかぎり対話は困難」
北朝鮮の非核化をめぐるアメリカとの協議について、北朝鮮のキム・ミョンギル首席代表は、国営メディアを通じて談話を発表し「アメリカが敵視政策を撤回する決断をしないかぎり、いつになってもアメリカと対話を行うのは難しい」として、協議に応じない姿勢を強調しました。
先月、スウェーデンで行われた北朝鮮の非核化をめぐる米朝の実務者協議に出席した北朝鮮のキム・ミョンギル首席代表は、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。

この中でキム首席代表は、スウェーデン政府が米朝の仲介をするとしていることについて「当事者であるアメリカが何もしていないのに、スウェーデンがおせっかいを焼くのは、むしろ立場をわきまえない行動になる。アメリカはこれ以上、第三国を前に立たせて米朝対話に関心があるかのようなにおいを漂わせるべきではない」として仲介は必要ないという立場を示しました。

そのうえで「アメリカが敵視政策を撤回する決断をしないかぎり、いつになってもアメリカと対話を行うのは難しい」として、協議に応じない姿勢を強調しました。

北朝鮮としては、譲歩するのはあくまでアメリカ側だとして、米韓合同軍事訓練や演習の完全な中止などを主張しながら、打開策を示すよう改めてアメリカに求めた形です。