日韓関係「未来志向で共に努力を」韓国外務省報道官

日韓関係「未来志向で共に努力を」韓国外務省報道官
安倍総理大臣の在任期間が今週、憲政史上最長となることについて、韓国外務省のキム・インチョル報道官は、今月14日の定例記者会見で、NHKの質問に対し、「未来志向的な関係を目指そうというのが、日韓両国の共通の立場だ。そのために引き続き努力していかなければならない」と述べ、原則的な立場を繰り返すにとどまりました。
太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、去年10月に韓国の最高裁判所が日本企業に賠償を命じる判決を出したあと、ムン・ジェイン(文在寅)政権は、請求権協定で解決済みだとする安倍政権と対立し、日韓関係は悪化する一方です。

日本政府が韓国向けの輸出管理を強化すると、韓国政府は、日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAの破棄を決めましたが、今月23日に効力を失うのを前に、同盟国アメリカからは破棄の見直しを迫られています。

北朝鮮との関係の停滞に加え、国内経済の減速など課題が山積する中、5年の任期を折り返したムン大統領は厳しい政権運営が続く見通しで、来年4月の総選挙もにらみながら、日本との関係改善の糸口を慎重に探るものとみられます。