米中が電話で貿易問題協議 関税の一部撤廃で意見交換か

米中が電話で貿易問題協議 関税の一部撤廃で意見交換か
中国政府は、貿易問題を担当する劉鶴副首相が、アメリカのライトハイザー通商代表らと電話協議を行ったと発表しました。米中両国による貿易交渉の第1段階の合意に向けて、焦点となっている関税の一部撤廃をめぐり意見を交わしたものとみられます。
中国商務省は17日、貿易問題を担当する劉鶴副首相が、16日午前、アメリカのライトハイザー通商代表やムニューシン財務長官と電話協議を行ったと発表しました。

米中両国は、貿易交渉の第1段階の合意に向けて詰めの協議を行っていますが、中国側は関税の一部撤廃が合意に不可欠な条件だと強く主張しています。

17日の発表では、「双方が最も関心のある点について、建設的に意見を交わした」としていて、関税の一部撤廃をめぐりアメリカ側と意見を交わしたものとみられます。

ただ、アメリカ側はこれまで関税の撤廃に慎重な姿勢を崩していないうえ、中国によるアメリカ産農産品の具体的な購入規模をめぐっても、双方に意見の食い違いがあるとされています。

中国商務省は「双方は今後も密接に意見を交わしていく」としていて、第1段階の合意の正式な署名に向けて、両者の駆け引きは今後も続くとみられます。