少女像展示 脅迫FAX送った罪 男に有罪判決 名古屋地裁

少女像展示 脅迫FAX送った罪 男に有罪判決 名古屋地裁
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愛知県の国際芸術祭で、慰安婦問題を象徴する少女像の展示をやめるよう脅迫するファックスを送ったなどとして、威力業務妨害の罪に問われた59歳の男に対し、名古屋地方裁判所は「読んだ人に強い恐怖心を抱かせ悪質だ」として、執行猶予の付いた懲役1年6か月の有罪判決を言い渡しました。
愛知県稲沢市の元トラック運転手、堀田修司被告(59)はことし8月、愛知県内で開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、展示されていた慰安婦問題を象徴する少女像などについて、「大至急撤去しなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する」などとする手書きのファックスを会場宛てに送ったなどとして、威力業務妨害の罪に問われました。

14日の判決で、名古屋地方裁判所の板津正道裁判長は「ガソリンを使った放火で多数の死傷者が出た事件から間もない時期に、来館者の多い美術館に宛てて、同じような事件を起こすとほのめかす内容の書面を送りつけていて、読んだ人に強い恐怖心を抱かせ悪質だ」と指摘しました。

そのうえで「刑事責任を軽く見ることはできないが、事実を認めて反省し、謝罪している」と述べ、懲役1年6か月、執行猶予3年を言い渡しました。

弁護士によりますと、堀田被告は控訴しない方針だということです。