野球「プレミア12」 日本がメキシコに3対1で勝利

野球「プレミア12」 日本がメキシコに3対1で勝利
野球の国際大会「プレミア12」で日本は2次リーグの第3戦でここまで全勝のメキシコと対戦して3対1で勝ち、通算成績を3勝1敗としました。
「プレミア12」は東京オリンピックの予選を兼ねて開かれていて、2次リーグでは6チームが1次リーグで別のグループだった4チームと対戦し、上位2チームが決勝に進みます。

日本は12日、大会初黒星を喫して1次リーグから持ち越した1勝を含めて2勝1敗となり、13日夜、東京ドームで行われた第3戦でここまで3勝0敗と好調なメキシコと対戦しました。
4番以外の打順を組み替えた日本は1回、2番の巨人・坂本勇人選手がヒットと盗塁でチャンスを作り、4番の広島・鈴木誠也選手と6番の日本ハム・近藤健介選手のタイムリーヒットで2点を先制しました。
2回には坂本選手がタイムリーヒットを打ってリードを3点に広げ、序盤で主導権を握りました。
投げては先発したDeNAの今永昇太投手が3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せ、4回にソロホームランで1点を失いましたが、6回まで許したヒットはこのホームランの1本のみで1失点と役割を果たしました。

日本は7回以降も3人のリリーフピッチャーがノーヒットに抑えて3対1で勝ちました。

この結果、2次リーグは3勝1敗で日本とメキシコが並び、韓国が2勝1敗、台湾が1勝2敗、オーストラリアとアメリカが1勝3敗で並んでいます。

日本は14日と15日は試合がなく、今月16日に2次リーグ最後の第4戦で韓国と対戦します。

稲葉監督「2番坂本が打ち いい展開になった」

日本は大会初黒星を喫した12日のアメリカ戦から4番の鈴木誠也選手以外の打順を入れ替えて13日の試合に臨みました。

そして打線が序盤につながってリードを奪い、危なげない試合運びで快勝しました。

稲葉篤紀監督は「選手もこの試合の大事さを十分わかってくれて、しっかり切り替えてやってくれた。どうやったら打線がつながっていくのかコーチとみんなで考え、とにかく坂本勇人選手を2番にしてなんとかつなげていきたいと思った。その勇人がしっかり打ってくれたので、きょうはいい展開になった」と1回の先制点につながるヒットを含め、3本のヒットを打った坂本選手の活躍を評価しました。

また6回をヒット1本に抑え1失点と好投した先発の今永昇太投手について「ホームランが出やすい球場でこれだけのピッチングをしてくれてすばらしかった」と話していました。

今永投手「ここまでいい投球ができると思わず」

6回をヒット1本に抑え1失点と好投した先発の今永昇太投手は「ブルペンでは調子が悪かったので、まさかここまでいい投球ができると思っていなかった。キャッチャーの會澤さんがいいところを引き出してくれてしっかりまとめることができた。ストレートとカーブはあまり低めにこだわらないよう意識して丁寧に攻めることができた。全員で一緒にやるんだという気持ちをしっかり持って今後はどんなことでも力になれるよう頑張りたい」と話していました。

坂本選手「少しホッとした」

2番で起用されて3本のヒットを打った坂本勇人選手は2回に打ったタイムリーヒットについて「きのうの試合はチャンスでいいバッティングができず、チームに迷惑をかけた。どんな形でもいいからランナーをかえしたかった。少しホッとした」と振り返りました。

そのうえで「内容はよくなかったが、ヒットが3本出て気持ちは楽になった。全力で一丸となってどんな内容でもいいので勝てるように頑張りたい」と3日後の今月16日に行われる2次リーグ最後の試合となる韓国戦を見据えていました。