中国政府 香港情勢めぐる台湾 蔡総統の発言を批判

中国政府 香港情勢めぐる台湾 蔡総統の発言を批判
台湾の蔡英文総統が、香港で抗議活動に参加した男子学生が警察官の発砲を受けたことをめぐって香港政府の対応を非難したことについて、中国政府の報道官は「政治的な目的で人々を惑わすようなことを言い続けるのはやめてほしい」と述べ、蔡総統を批判しました。
香港で抗議活動に参加した男子学生が11日、警察官の発砲を受けて一時、重体となったことを受け、台湾の蔡英文総統は12日、記者団に対し「香港政府は自由や民主を求める人たちに、絶対に銃弾で答えてはならない」と述べ、香港政府の対応を非難しました。

これについて、中国政府で台湾問題を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は13日の記者会見で、蔡総統がトップを務める民進党は、香港情勢に干渉する言動を繰り返してきたと指摘したうえで、おととい抗議活動の参加者と口論になった男性が火をつけられたことを念頭に「暴徒が普通の市民に火をつけた状況を目を見開いてよく見たらいい」と述べ、香港で暴力がエスカレートしている状況を注視すべきだと指摘しました。

そのうえで、馬報道官は「政治的な目的で、人々を惑わすようなことを言い続けるのはやめてもらいたい」と述べ、蔡総統を批判しました。