テコンドー 有識者委員会が金原会長などから聞き取り

テコンドー 有識者委員会が金原会長などから聞き取り
「全日本テコンドー協会」の強化方針などをめぐり協会と選手側が対立している問題で、外部有識者の委員会は、9日夜、金原昇会長などから聞き取りをしました。委員会では、これまでのところ協会が法律や競技団体が守るべき規範に違反している事実はないとしています。
全日本テコンドー協会では、強化方針などをめぐって協会と選手側が対立する事態が続いていて、協会は、先月の臨時理事会で金原会長を含むすべての理事の辞任を決めました。

今後は、外部の有識者でつくる委員会がこれまでの協会の組織運営を検証し、次の新しい理事の候補者を選定することになっています。

9日夜は、外部有識者の委員会が調査の一環として、金原会長と選手5人から非公開で聞き取りをしました。

聞き取りを終えたあと報道陣の取材に応じた弁護士で、委員会の境田正樹委員長によりますと、金原会長への聞き取りは2回目で、一連の問題をどう認識しているかなどを確認したということです。

一方で、選手からは、「選手の声に協会が対応しない」とか、「合宿や遠征の費用が多額だ」などといった意見が出ていたということです。
境田委員長は、これまでの調査を踏まえて、「今のところ協会が法律や競技団体が守るべき規範のガバナンスコードに違反している事実はない。協会に財力がなく、選手に負担がかかっていることが問題の本質だと感じる」と話していました。

委員会では、引き続き、協会の組織運営を検証し、今月中に新しい理事の候補者の選定を終えたいとしています。

金原会長「公正に調査行われている」

聞き取りを終えたあと金原昇会長は、「現状の問題点について委員会と話し合った。調査は、未来に向けて協会がよくなるための一歩だ。委員会を信頼しており、公正に調査が行われていると考えている」と話しました。

そのうえで、「反社会的勢力かどうかについても確認されたが、私は反社会的勢力ではない。できるかぎりの資料を出して理解をしてもらった」と説明していました。