「宇高航路」109年の歴史に幕へ 背景に利用客の減少

「宇高航路」109年の歴史に幕へ 背景に利用客の減少
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香川県の高松港と岡山県玉野市の宇野港を結ぶ「宇高航路」と呼ばれる海の便で唯一、フェリーの運航を続けていた高松市の四国急行フェリーが、瀬戸大橋の開通などによる利用客の減少から、近く、この航路での運航を終える方針を固めたことが分かりました。明治43年に開設された宇高航路は109年の歴史に幕を下ろすことになります。
宇野港と高松港を結ぶ宇高航路は明治43年に鉄道連絡船として開設され、昭和60年代には、旧国鉄の連絡船と3つの会社のフェリーが24時間、1日に150往復以上運航していました。

しかしその後、瀬戸大橋の開通などで利用客が減少し、現在は高松市に本社がある四国急行フェリーだけが1日5往復を運航していますが、会社の関係者によりますと、四国急行フェリーはこの航路について、利用者の減少に歯止めがかからず収支の改善が見込めないとして運航を終了する方針を固めました。

近く、四国運輸局に航路の休止を届け出るということです。

四国急行フェリーには香川県や岡山県、それに高松市と玉野市が平成27年度から財政支援を続けていましたが、ことし運航が終了すれば、明治43年に開設された宇高航路は109年の歴史に幕を下ろすことになります。