香港 抗議活動開始から5か月 大学生死亡で追悼集会呼びかけ

香港 抗議活動開始から5か月 大学生死亡で追悼集会呼びかけ
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香港では、一連の抗議活動が始まって9日で5か月となりますが、抗議活動に参加していたとみられる大学生が8日、死亡したことを受けて、9日夜、大規模な追悼集会が呼びかけられていて、政府や警察への反発が強まる中、一部の若者らと警察との衝突が一段と激しくなることも懸念されます。
香港では、今月4日に行われた抗議活動に参加していたとみられる大学生、周梓楽さん(22)が、警察の強制排除の最中に建物から転落したあと、治療を受けていた病院で8日、死亡しました。

一連の抗議活動が始まって9日で5か月となりますが、抗議活動で初めての死者が出たことで、政府や警察への市民の反発がさらに強まっています。

周さんが転落した現場には、昨夜に続いて、大勢の人が追悼に訪れ、祈りをささげたり折り鶴を折って供えたりしていました。

このうち、周さんと同じ年齢だという女性は「政府には必ず真相を究明してほしい。政府は市民の信頼を取り戻すべきで、これ以上対立が激しくなってほしくない」と話していました。

また、周さんの友人だという男性が覆面姿の若者とともに記者会見し「友人の死は警察に責任があり、彼のために最後まで戦う」と話していました。

香港では9日夜、中心部で大規模な追悼集会が呼びかけられていて、大勢の市民が参加するものとみられますが、このところ抗議活動への取締りを強化している警察と一部の若者との衝突が一段と激しくなることも懸念されます。