台風19号 今も多くのボランティアが活動 長野

台風19号 今も多くのボランティアが活動 長野
台風19号の豪雨災害からまもなく1か月となる中、長野市では、週末を迎えて多くのボランティアが集まり、泥を運び出す作業に当たりました。
千曲川の堤防が決壊して多くの住宅が水につかった長野市穂保とその周辺の地域では、いまも住宅の敷地内にたまった泥などの片付けに追われています。

週末を迎えた9日は、朝から多くのボランティアが集まり、担当する場所に向かいました。

このうち、長野市津野の79歳の男性の自宅では、ボランティアの人たちが床下にたまった泥をスコップで手押しの一輪車にのせて外へ運び出していました。

長野県木曽町から来た20歳の女子大学生は「母親と一緒に来ました。力はないですが、少しでも役に立てたらいいなと思っています」と話していました。

長野県の出身で東京から来た30代の女性は「台風から3週間たっても大変な状況だと聞いたので、仕事が休みになる土日をねらってボランティアに来ました」と話していました。

農産物直売所は仮設店舗で再開

長野市穂保にあるJAの農産物直売所「アグリながぬま」は、台風19号の影響で水につかるなどの被害を受け、泥をかき出す作業が今も続いています。

営業できない状況が続く中、地元の農家などから「農産物を出荷したい」という要望が寄せられたため、およそ1キロ離れたJAの一部を間借りして9日、仮設の店舗で営業を再開しました。

9日朝は、農家などが白菜やりんごといった農産物を次々と持ち込んで、テーブルの上に並べていました。

農地の一部が被災したという77歳の男性は「被害を受けなかった畑の野菜も出荷できていなかったので助かります」と話していました。

JAながの「アグリながぬま」の田中浩介所長は「営業を再開できてよかったです。直売所のまわりはまだ、泥の片付けが終わっていませんが、今後は、直売所の前でも販売を行いたいです」と話していました。