中国 アフリカ豚コレラで物価上昇 消費に懸念も

中国 アフリカ豚コレラで物価上昇 消費に懸念も
中国の先月の消費者物価指数はアフリカ豚コレラの影響で豚肉価格が高騰していることから、去年の同じ月に比べて3.8%上昇しました。

政府の目標を上回る水準で、今後の家計や消費への影響が懸念されます。
中国の国家統計局が9日発表した、先月の消費者物価指数は去年の同じ月に比べて3.8%のプラスとなり、上昇率が前の月から0.8ポイント拡大しました。

上昇率の拡大は2か月連続で、中国メディアによりますと2012年1月以来、7年9か月ぶりの高水準です。

中国全土でアフリカ豚コレラの感染が拡大している影響で、豚肉の価格が去年の同じ月に比べて2倍以上となっていて、これだけで消費者物価を2.43ポイント押し上げました。

中国当局は感染拡大の防止に加えて、豚肉の価格を抑えるため、備蓄していた冷凍豚肉を市場に放出するなど対策を行っていますが、いずれも目立った効果は出ていません。

中国政府はことしの消費者物価の上昇率の目標を3%前後としていますが、先月はそれを上回る水準となっていて今後の家計や消費への影響が懸念されます。