選挙前に民主派議員の逮捕・起訴相次ぐ 香港

選挙前に民主派議員の逮捕・起訴相次ぐ 香港
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抗議活動が続く香港で民主派の議員3人がことし5月に議会を妨害した罪で起訴されました。

さらに4人の議員も逮捕の手続きがとられていて、民主派は、今月行われる予定の区議会議員選挙を前に、選挙を取り消すための策略だと非難しています。
香港では、今月24日に予定されている区議会議員選挙に向けて、民主派と政府寄りの親中派の間で激しい選挙戦となっていて、こうした中、議会にあたる立法会の朱凱廸議員ら民主派の議員3人が、逮捕・起訴されました。

3人は、ことし5月、一連の抗議活動のきっかけとなった、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案を審議する立法会の委員会で、議事の進行を妨害した罪に問われています。

また、民主派の議員団によりますとほかに4人の議員も同様の疑いで逮捕の手続きがとられているということです。

これらの7人の議員のうち4人は、兼任できる区議会議員の選挙にも立候補していることから民主派の議員団は声明を出し、「市民の過激な怒りをあおり、混乱を引き起こすことで区議会議員選挙を取り消そうとする策略だ」と非難しました。

市民の間では政府が社会の混乱を理由に区議会議員選挙を延期したり、取り消したりするのではないかという懸念が広がっており、議員の起訴でこうした懸念がさらに強まりそうです。

一方、抗議活動に参加していたとみられる大学生が8日死亡したことを受けて、9日も夕方から追悼の集会が開かれる予定です。