パラ陸上世界選手権男子1500m視覚障害 和田4位 パラ代表内定

パラ陸上世界選手権男子1500m視覚障害 和田4位 パラ代表内定
アラブ首長国連邦のドバイで行われているパラ陸上の世界選手権は、大会2日目の8日、男子1500メートルの視覚障害の決勝で、和田伸也選手が4位に入り、東京パラリンピックの代表に内定しました。
男子1500メートルの視覚障害のクラスの決勝では、和田伸也選手が、自身が持つ日本記録を1秒65更新する4分11秒42のタイムで4位に入り、東京パラリンピックの代表に内定しました。
今大会では、日本選手として2人目の内定です。

唐澤剣也選手は4分17秒72で6位でした。

また、女子走り幅跳びの視覚障害のクラスの決勝では、澤田優蘭選手が5メートル27センチで5位で、パラリンピックの代表内定はなりませんでした。

男子400メートル、車いすのクラスの予選では、世界記録保持者の佐藤友祈選手が全体の1位、伊藤智也選手が3位、上与那原寛和選手が6位として、出場した日本選手3人全員が決勝に進みました。

男子200メートル、義足のクラスの予選は、井谷俊介選手が23秒49と、みずからが持つ日本記録を0秒31更新して6位に入ったほか、男子400メートル、腕に障害があるクラスの予選は、石田駆選手が3位に入り、それぞれ決勝に進みました。

また、男子800メートル、車いすのクラスの予選は、鈴木朋樹選手が4位で決勝に進みました。
渡辺勝選手は21位、西勇輝選手は26位で決勝に進むことはできませんでした。
和田伸也選手は大阪・東大阪市出身の42歳。

網膜の病気で17歳のころから視力が低下し、9年前にパラ陸上を始めました。パラリンピックにはこれまで2大会連続で出場していて、初出場となったロンドン大会では男子5000メートルで銅メダルを獲得しています。

おととしの世界選手権でも2大会連続となる銅メダルを獲得しました。

和田選手「最後の300メートルでスパート」

和田選手は、「きのうの予選から調子よく走れていたので、思っていたとおり4位に入ることができてよかった。得意にしている最後の300メートルでスパートをしっかりかけることができた」と笑顔で話していました。

佐藤選手「優勝をねらうだけだ」

男子400メートル車いすのクラスで、予選を1位で通過した佐藤友祈選手は、「緊張もあってスタートが鈍かったが、決勝に向けて体にいい刺激が入ったので、優勝をねらうだけだ」と話しました。

そのうえで、100分の3秒差の2位で予選を通過したライバルでアメリカのレイモンド・マーティン選手について、「まだ余力を残している印象なので、決勝ではどれだけスタートで引き離されないかが重要になってくる。マーティン選手をおさえて優勝することに意味があるので、スタートから全力で体を動かせるようにしっかり調整して、優勝したい」と意気込みを語りました。

井谷選手「決勝では4位を目指す」

男子200メートル義足のクラスの予選で、みずからが持つ日本記録を更新して決勝進出を決めた井谷俊介選手は、「スタートはよかったがコーナーの出口でもたついた。修正すれば決勝で速い選手についていけると思うので、4位を目指して走りたい」と話していました。