「反米感情爆発で朝鮮半島がどうなるか」北朝鮮が米をけん制

「反米感情爆発で朝鮮半島がどうなるか」北朝鮮が米をけん制
ロシアのモスクワでアメリカの当局者も出席して行われている国際会議で北朝鮮外務省の高官は「北朝鮮の国民の反米感情が爆発すれば朝鮮半島の状況がどう劇的に変わるか予測できない」と述べ、アメリカをけん制しました。
ロシアのモスクワで8日から始まった国際会議にはアメリカ国務省で北朝鮮問題を担当するマーク・ランバート特使と北朝鮮外務省のチョ・チョルス北米局長が出席しています。

このなかでチョ局長は、米韓の合同軍事訓練や北朝鮮に対する制裁に言及し、北朝鮮への敵対的な行為をやめるべきだと主張しました。
そのうえで「北朝鮮の国民の反米感情が爆発すれば朝鮮半島の状況がどう劇的に変わるか予測できない」と述べ、今後の対応はアメリカ次第だとけん制しました。

北朝鮮の非核化をめぐってアメリカと北朝鮮は、先月、スウェーデンでランバート特使も出席して実務者協議を行いましたが、協議は不調に終わり再開の見通しは立っていません。

一方、今回の会議では、米朝の代表が7日に開かれたレセプションで5分間程度、接触したということです。

また、ロシア外務省のモルグロフ次官は、ランバート特使などと個別に会談を行ったということで、ロシアとしては米朝双方の対話の実現に向けて仲介したい考えとみられます。