卓球W杯団体戦 日本女子 ルーマニア破り準決勝へ 6大会連続

卓球W杯団体戦 日本女子 ルーマニア破り準決勝へ 6大会連続
東京オリンピックのテスト大会を兼ねた卓球のワールドカップ団体戦は女子の準々決勝が行われ、日本は石川佳純選手がシングルスとダブルスで勝つなどルーマニアを破り6大会連続でベスト4に進みました。
卓球のワールドカップ団体戦は東京オリンピックのテスト大会を兼ねてオリンピックと同じ東京・渋谷区の東京体育館で行われています。

試合もダブルス1試合、シングルス4試合とオリンピックと同じ形式で争われ、先に3勝したチームが勝利となります。

日本の女子は予選リーグ2連勝で決勝トーナメントに進み、8日夜に行われた準々決勝でルーマニアと対戦しました。

第1試合のダブルスには予選リーグと同じ石川選手と平野美宇選手がペアを組んで出場しました。

第1ゲームを落とし、第2ゲームも8対10と先にゲームポイントを握られる苦しい展開となりましたが、勝負どころのラリーで息のあったプレーを見せ、デュースの末に13対11で奪いました。

石川選手と平野選手のペアはこの後も2ゲームを連取してゲームカウント3対1で勝ちました。

第2試合のシングルスでは世界ランキング7位の伊藤美誠選手が世界18位の選手と対戦し、強烈なバックハンドやラケットを自在に操る伊藤選手らしい変化に富んだプレーで相手を翻弄し、3対0とストレート勝ちをおさめました。

続くシングルスでは世界8位の石川選手が出場し、相手の力強いショットに苦しみながらも粘り強いプレーを見せてフルゲームの末に競り勝ちました。

日本は3対0で勝利し、予選リーグから1試合も落とさないまま6大会連続の準決勝進出を決めました。

石川佳純「競り合って勝てたのが大きかった」

第1試合のダブルスと第3試合のシングルスに出場した石川佳純選手は1ゲーム目を落としたダブルスの試合を振り返り、「相手が思っていた以上にパワフルだった。自分たちが想定したサーブ、レシーブとは違っていて出足がうまくいかなかったが、そこから工夫して対応して3ゲームを連取できた。そこが1番の成長だと思う」と話しました。

そのうえで、9日の準決勝に向けて「きょうはチームとして競り合いのところを勝てたのが大きかった。さらに勢いに乗り、あすはスタートダッシュをかけて勝てるよう頑張る」と意気込みました。

平野美宇「石川さんに引っ張ってもらった」

ダブルスに出場した平野美宇選手は「日本開催の団体戦でちょっと違った緊張感があり、ミスをしたり焦ったりしてしまったが、石川さんに引っ張ってもらい最後はほぐれていいプレーができた」と石川選手と笑顔でうなずき合いながら話していました。

伊藤美誠「負けていても余裕を持って戦えた」

シングルスに出場しストレート勝ちした伊藤美誠選手は1ゲーム目の最初で5連続ポイントを許したことについて「自分の凡ミスだったが、ミスをなくしてショットをしっかり入れれば大丈夫と、負けていても余裕を持って戦うことができた」と振り返り、準決勝に向けて「自分たちらしく戦いたい」と話していました。