広島 菊池涼介のポスティングでの大リーグ移籍を容認

広島 菊池涼介のポスティングでの大リーグ移籍を容認
大リーグ移籍を希望しているプロ野球・広島の菊池涼介選手について、球団は、ポスティングシステムを利用した移籍を容認し、今後、申請の手続きを行うことを発表しました。
菊池選手は、去年のオフ、大リーグ移籍の意向があることを明らかにしていましたが、海外を含めたフリーエージェントの権利を取得していないため、ポスティングシステムを利用した移籍を希望していました。

ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す場合、球団の同意がなければ利用することことができません。

菊池選手は、数日前に改めて大リーグ挑戦の意向を伝えたということで、球団は8日、ポスティングシステムによる大リーグ移籍を容認し、今後、申請の手続きを行うことを発表しました。

鈴木清明球団本部長は「彼はこれまで球団に多くの貢献をしてくれた。彼のチャレンジを尊重したい」とコメントし、球団は、移籍が実現しなかった場合には、残留を受け入れる方針を示しています。

菊池選手は8年目の29歳。

広い守備範囲が持ち味のセカンドの名手で、今シーズンまで7年連続でゴールデン・グラブ賞に輝いています。

また、バッティングでも平成28年に181本のヒットを打って、最多安打のタイトルを獲得。

今シーズンは打率2割6分1厘、ホームラン13本の成績で、現在、行われている国際大会の「プレミア12」の日本代表に選ばれています。

広島では、平成27年のオフに当時エースだった前田健太投手が、ポスティングシステムで大リーグに移籍しています。

稲葉監督「夢を応援する」

プロ野球、広島の菊池涼介選手は現在、日本代表のメンバーとして国際大会の「プレミア12」に出場しています。

日本代表は7日、台湾での1次リーグが終わり、日本での2次リーグに向けて9日に帰国する予定です。

8日は希望する選手22人が台中市の球場で軽めの調整を行いましたが、菊池選手は参加しませんでした。

練習後、稲葉篤紀監督は菊池選手がポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指すことについて「当然、皆さんにはいろんな夢があるので、私はその夢を応援することしかできない。菊池選手も非常にいい活躍をしてくれているので、とにかく世界一に向けてやっていきたい」と話していました。

これまでのオリンピックで大リーグの主力選手が出場したことはなく、来年の東京オリンピック期間中も大リーグでは中断せずに試合が行われます。