ホンダ 業績見通しを下方修正

ホンダ 業績見通しを下方修正
ホンダは、来年3月までの1年間の業績見通しを下方修正し、本業のもうけを示す営業利益が、これまでの見通しより10%余り減る見込みになりました。インド市場でのオートバイの販売の落ち込みや、部品の不具合による国内の主力車種の生産停止が要因です。
ホンダが8日発表した来年3月までの1年間の業績見通しは、売り上げがことし8月時点の見通しよりも3.8%少ない15兆500億円、営業利益が10.4%少ない6900億円でした。

これは、オートバイの主力市場のインドで景気の減速や、ローン審査の厳格化を背景に販売が落ち込んでいるためです。

また、国内では、主力車種の軽自動車「N-WGN」でブレーキの警告灯の不具合が見つかり、9月上旬から生産を停止していて、同じ部品を使う予定だった新型の「フィット」の発売時期を計画よりも遅らせたため、年間の販売台数の見通しを引き下げたことも要因です。

記者会見で、ホンダの倉石誠司副社長は「部品供給の問題による生産停止で、お客様にご迷惑をおかけし大変申し訳ない。不振のインド市場では、景気悪化で回復に時間がかかるが、オートバイの環境規制の強化を踏まえて技術の強みを生かしていきたい」と述べました。