ロシアのスポーツ相「改ざんはない」提出した選手の検体データ

ロシアのスポーツ相「改ざんはない」提出した選手の検体データ
ロシアのスポーツ省がアンチドーピング機構の資格の回復に向けて提出した選手の検体のデータに改ざんされたものが含まれているのではないかと疑われている問題で、コロプコフ・スポーツ相は「問題は純粋に技術的なもので改ざんはない」と反論しました。
2014年にロシアの組織的なドーピング問題が明るみに出たあと、事実上、活動停止となっていたアンチドーピング機構の資格を回復させるため、ロシア・スポーツ省はことし1月、WADA=世界アンチドーピング機構の求めに応じて、選手の検体のデータを提出しました。

しかしWADAが所有するデータと照合した結果、改ざんされたものが含まれているという疑いが浮上しました。

これについてコロプコフ・スポーツ相は7日、モスクワで記者団に対し、「互いのデータにいくつかの不一致が見つかったにすぎず、問題は純粋に技術的なものだ」と述べたうえで「改ざんはない」と反論しました。

そして技術的なトラブルの要因として提出したデータの情報量が4テラバイトと大きいことや送受信のシステムが2000年代に構築された古いものであることをあげました。

この問題についてWADAは専門家をまじえて調査を続けていますが、仮に改ざんが事実と認定されれば、ロシアは東京オリンピック・パラリンピックに国として参加できなくなる可能性もあります。