英中央銀行 政策金利据え置き 総選挙の結果見極める必要

英中央銀行 政策金利据え置き 総選挙の結果見極める必要
イギリスの中央銀行、イングランド銀行はEU=ヨーロッパ連合からの離脱の是非を最大の争点とする総選挙が来月、実施されることから、結果を見極める必要があるとして政策金利を据え置きました。そのうえでEU離脱をめぐって経済への影響がさらに広がれば、今後利下げに踏み切る可能性があるとしています。
イングランド銀行は7日、金融政策を決める会合の結果を発表し、政策金利を現在の0.75%のまま据え置きました。

イギリスではEU離脱の是非を最大の争点とする総選挙の投票が来月12日に控えており、この結果によるEU離脱の行方や経済への影響を見極める必要があることから、金利の据え置きを決めました。

ただ委員9人のうち2人は経済が減速傾向にあることから利下げを主張しました。今後の金融政策については経済の状況によって利下げや利上げのいずれの方向にも対応するとしています。

記者会見でカーニー総裁はEU離脱の行方が不透明なことで企業の投資の落ち込みが目立っているなどと指摘したうえで、「EU離脱の不透明感が根強く、世界経済の減速が続いた場合、対策を強化する可能性がある」と述べて、離脱の行方によっては今後、利下げに踏み切ることがありうるという認識を示しました。