サウジ王室に批判的ツイッター利用者情報盗む 米司法省起訴

サウジ王室に批判的ツイッター利用者情報盗む 米司法省起訴
アメリカ司法省はツイッター社で働いていた男など3人がサウジアラビア王室に批判的なツイッター利用者の個人情報を盗み出していたなどとして起訴したと発表しました。アメリカメディアは王室が抵抗勢力への抑圧に利用していたとの見方を伝えています。
アメリカ司法省は6日、ツイッター社で働いていたサウジアラビア人とアメリカ人の2人と、サウジアラビア当局とこの2人の仲介役を担ったサウジアラビア人の男1人の合わせて3人をスパイ罪などで起訴したことを明らかにしました。

起訴状によると、ツイッター社にいた2人はサウジアラビア王室に批判的なツイッターの利用者を特定するため、社員の立場を利用して個人情報を不正に盗み出していたということです。

このうちサウジアラビア人の男は2015年に6000件を超えるツイッターアカウントにアクセスし、そのうち33件はサウジアラビア当局がツイッター社に対して緊急の情報開示請求を行っていたアカウントだとしています。

ワシントンポストなどアメリカのメディアは、事件の背後にはサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害に関与したと取り沙汰されているムハンマド皇太子が取りしきる組織が存在すると指摘し、サウジアラビア王室が抵抗勢力への抑圧に利用するため情報を入手していたとの見方を伝えています。