米「パリ協定」離脱 小泉環境相「非常に残念」

米「パリ協定」離脱 小泉環境相「非常に残念」
アメリカのトランプ政権が、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を正式に国連に通告したことについて、小泉環境大臣は5日の閣議の後の記者会見で「台風などの気象災害が頻発しており、気候変動が進むと災害リスクが増大することを考えれば、脱炭素社会の実現は喫緊の課題だ。そのなかで世界第2位の排出国が脱退通告をしたことは非常に残念だ」と述べました。
そのうえで「率直に言ってトランプ大統領に翻意を促すのは不可能だと私は思う」として「アメリカが脱退したとしても、パリ協定はなくならない。アメリカの方針にかかわらず日本は引き続き気候変動対策にしっかり取り組んでいく」と述べました。

さらに、来月スペインで開かれる「COP25」について「COP25には、アメリカも参加する予定で、対話を継続することができる。むしろ、アメリカの離脱の通告があったことで、COP25の重要性はより重みを増したのではないか。パリ協定が揺るがないよう日本がどう貢献できるのか。しっかりと準備をして臨みたい」と述べ、アメリカとの対話も続けていく考えを強調しました。