安倍首相 南シナ海情勢に深刻な懸念表明 東アジアサミット

安倍首相 南シナ海情勢に深刻な懸念表明 東アジアサミット
ASEAN関連の首脳会議は日本時間の4日夕方、EAS=東アジアサミットが開かれました。安倍総理大臣は中国の軍事拠点化が進む南シナ海情勢について、地域の平和と繁栄は挑戦を受けているとして、深刻な懸念を表明し、法の支配の徹底などを呼びかけました。
安倍総理大臣は、日本時間の午後4時前から、アメリカのオブライエン大統領補佐官や、ロシアのメドベージェフ首相とともに、地域の安全保障を話し合うEAS=東アジアサミットに出席しました。

この中で、安倍総理大臣は、中国の軍事拠点化が進む南シナ海の情勢について、「地域の平和と繁栄は挑戦を受けており、EAS参加国と深刻な懸念を共有する。日本はあらゆる一方的な現状変更の試みや、他国に対する威圧に強く反対する」と述べ、法の支配の徹底などを呼びかけました。

そのうえで、南シナ海での紛争を防ぐためにASEANと中国が策定を目指しているルール、「行動規範」について、国際法に合致し、実質的な内容になることに期待感を示しました。

また、北朝鮮による弾道ミサイルなどの発射について安倍総理大臣は、「地域の平和と安全を深刻におびやかすもので強く非難する」と述べました。

そして、朝鮮半島の非核化に向けて、国連安保理決議の完全な履行とともに、国際社会が一体となって米朝プロセスを後押しするよう訴えたほか、拉致問題の早期解決への協力も呼びかけました。